こんにちは!タリン(@rintalog)です!
今回ご紹介する本はこちら!
手ぶらで生きる 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
いつの時代もお金、時間、人間関係の不安はあったと思います。
「お金がない…」
「時間がない…」
それをミニマリズムの精神である
『何を選び何を捨てるのか』
という考え方で悩みを解決していき、人生を豊かなものにするというのがこの本の特徴です。
- ミニマリズムがよくわからないひと
- ミニマリズムに興味のないひと
- 物をたくさん買ってしまいがちなひと
- お金に不安があるひと
- いつも時間に追われているひと
上記のような悩みをもっているひとにおすすめしたいですね。
ミニマリズムに関心がある人はもちろんなんですが、この本はむしろミニマリズムに興味のないひとにこそ読んでほしい本でもあります。
サクッと読めるようにまとめましたので、よかったら見ていってください!
手ぶらで生きるってなに?
今回ミニマリストしぶさんの初の著書である「手ぶらで生きる」
と思う方もいると思います。
手ぶらで生きるとは、
余計なものを持たないで身軽に生きるということ
ということです。
この余計なものを持たない
ってのは別に物体として存在する「物」だけじゃないんですね。
「見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」
とタイトルにある通り、この『見栄』というのも余計なものに当てはまります。
余計なものを持たず、厳選を繰り返し、常に自分に自由である方法
そんなことがのっている本です。
ミニマリズムの目的
ミニマリズムの目的は「物を減らすことで迷いをなくし、大切なものに集中する」こと。
引用元:手ぶらで生きる 第5章 本当に大切な1%のために、99%をそぎ落とす
まさにこれだと思います。
そしてこのミニマリズムの目的こそが、この本をよりたくさんの人に読んでほしい理由でもあります。
今の時代、どこに行っても物があふれています。
物は僕らの生活を豊かにしてくれました。
- 洗濯機
- パソコン
- テレビ
- etc…
いろんな『物』が日ごろから僕らのまわりにありますよね。
これらの物は僕らの生活を豊かにしてくれた反面、僕らの時間を奪ってもいます。
スマホやテレビをついつい見てしまってはいませんか?
部屋がモノであふれていませんか?
物があるだけで誘惑にもなりますし、集中もできません。
そして、
また新しいものを買う→さらに集中することができなくなる。
この悪循環におちいっている可能性があります。
モノを厳選して本当に大事なことに集中しましょう
毎月かかる必要最小限のコストをわかっておこう
はい、ここで問題です!
Q.あなたがひと月生きていくために必要な最小限のお金はいくらですか?
考えてみましょう。
3…
2…
1…
わかりましたか?
まあたぶんほとんどのひとがわからないはずです。
だってそんなこと考えないですもんね。笑
◯◯円貯金してあとのお金は全部使う。
こういうひとが多いでしょう。
では、この本の著者であるミニマリストしぶさんの、ひと月に必要な最小限のお金っていくらだと思いますか?
7万円です。
これは正直かなり驚きました。
7万円でひと月生きられるってことは、仕事がなくてもバイトするだけでその月は生きていけます。
大学生だったら月のバイト代を7万円くらい稼いでいるのはザラにいますよね。笑
7万円あれば今月は生きられる。
この生きていくために必要な最小限のお金がわかっているって、かなり安心できることだと思います。
はっきりと額がわかっていることで、漠然としたお金の不安から自由になることができます。
7万円の内訳なのですが、家賃と食費が一番お金がかかってますね。
(家賃2万円はすごいです…。)
- 家賃
- 食費
は一番高額になる部分でもあるので、ここをどう抑えていくかがコストを抑えるうえで重要になってくると思います。
自分が「これだけあれば満足できる」という指標を持っていないと、たとえ多くのお金を稼ぐことに成功しても、「もっと、もっと」という欲望が尽きることはない。「いくらあれば十分暮らしていける」という指標を持とう。
引用元:手ぶらで生きる 月に7万円で生活する
「大大大好き」なものを選ぶ
モノ選びや、なにかを選択する際に後悔しない選び方ってのがあります。
それは、
「ちょっと好き」ではなく、「大大大好き」と思えるものだけを選ぶということです。
中途半端な「ちょっと好き」レベルで物を選んでいたら、心が完全に満たされることはないし、物欲も一生おさまらない。
引用元:手ぶらで生きる 「好き」ではなく、「大大大好き」な物を選ぶ
大大大好きな物ってむちゃくちゃ好きってことじゃないですか。
「これを手に入れない選択肢はない!」
と断言できるレベルで猛烈にほしくなるものです。
僕はそういったものはほぼ絶対買うようにしています。
もちろん価格とかいろんなことで仕方なく断念することもありますが、それはお金をためれば解決する話です。
『大大大好きな物』に出会えることって、僕の中ではなかなかないことなんですよね。
だからそういったものに出会えたときは必ず手に入れるようにしています。
そんなに大大大好きな物に出会えたのに、妥協して他のものを買ったり、逆に買わなかったりしたらそれこそ絶対後悔します。
そして、いつまでもそれを気にしてしまうものです。
でもその代わりに「ちょっといいな」と思うものや、買うかどうか悩んでしまうものは買わないようにしています。
大大大好きだったら買う。
それ以外は買わない。
この強調こそがミニマリズムです!笑
【手ぶらで生きる】まとめ
僕は以前からこの本の著者であるミニマリストしぶさんのブログが好きでみていました。
僕がミニマリズムという考えに出会ったのも、それを自分の生活や思考にとりいれようという考えにいたったキッカケもミニマリストしぶさんです。
この本を読むことで、『ミニマリズム』という考え方がいかに人生を豊かなものにしてくれるのかが良くわかると思います。
『なにを選択し、なにを捨て、なにを強調するのか』
このものが溢れる時代だからこそ、良いモノと悪いモノを見極めて生活を豊かに、そして人生を豊かなものにするのに重要になってくる考え方だと思います。
「手ぶらで生きる」を読んであらためてミニマリズムは素晴らしいなと感じましたね。
この本の内容を少しでも自分の生活にとりこむことで、思考や行動なんかがガラッと変わるはずですよ。
ではまた!