こんにちは!タリン(@rintalog)です!
先日スマホをいじっていたら電子決済についての記事があり、

と思ったのと同時に、

と感じたので色々ネットで調べてみました!
■目次
財布のいらない中国
中国のモバイル決済率は77%
他の先進国を差し置いて、圧倒的な数字です。笑
なぜでしょうか?
それは中国の巨大企業「アリババ」が関係しています。

「アリババ」とは中国の超大手IT企業であり、日本でいう楽天やアメリカでいうAmazonなどのポジションにいる企業です。
「アリババ」は多様な事業展開をしていますが、主にオンラインショッピングなどで利益をあげています。
中でも注目なのは「主付宝(アリペイ)」というサービスです。

「アリペイ」は電子決済のサービスなのですが、カードなどでタッチする日本の電子マネーとは違い、QRコードを使用して電子決済を行うサービスなのです。
中国ではこれが爆発的に普及しており、スマホ一つで簡単に支払いが可能となっているんですね。
スマホさえあれば一切現金を持たず、本当に財布なしで買い物をすることができるのです。
日本でも「Suica」や「PASMO」などの交通系ICカードや、クレジット決済サービスの「iD」などがあるので、現金を持たずに買い物や生活することは可能です。
ですが、個人経営のお店などはどうでしょうか??
日本はいまだにクレジットカードすら普及すら遅れています。笑
電子決済のイメージ

電子決済について多くの方は、


と思ってると思うんですよね。
なのでデジタル化が進む現在でも、日本には現金主義な人が非常に多いです。
「お金は手元に置いておいたほうが安全」
「現金はお金という感じがちゃんとある」
という意見がほとんどだと思いますね。
さて、本当に現金は安全で便利なのでしょうか???
キャッシュレス社会のメリット
①支払いが楽

一番の理由はこれでしょう。
財布からお札を出し、小銭を計算しながら取り、支払う。
「ピッ」
どっちが楽かは明白ですよね。(笑)
スマホやカードだけで決済が可能になれば、レジであんな長い間待つ必要もなくなるし、小銭を計算する必要もありません。
②紛失した時のリスクが大きい

皆さん財布を落とした時を想像してみてください。
・・・かなり焦りますよね。(笑)
ではその財布が落とす前の状態で戻ってくる確率はどのくらいあるでしょうか?
日本だったら優しい人が多いので、そのままで戻ってくることもあると思います。(笑)
けどたいていは戻ってこないが普通だと思いますし、現金が入っていれば、戻ってこないのは容易に想像ができると思います。
現金を持つということはそれだけリスクがあるということです。
これがクレジットカードやスマホなどの電子決済だったらどうでしょうか?
クレジットカードなら落としたとわかった時に、カード会社に連絡してすぐさま利用を停止させることが可能です。
もし気づくのが遅くなってしまっても、不正に利用されればどこで何を使ったかわかりますし、利用したお店の監視カメラなどから、誰が使用したのかを辿ることも可能だと思います。
電子決済なら現金を持ち歩くより、リスクを減らすことができます。
③お金の管理が簡単
今、あなたは今月何にお金を使用したか、1円単位で正確に答えることができますか?
クレジットカードなどの電子決済なら、すべてデジタルでお金のやり取りをしているので、詳細な記録を見ることが可能です。
一ヶ月の全ての収支をアプリなどで一目で確認することができるのです!
普段何気なく買っているものでも

と買うもの対して、見つめなおすキッカケとなるかもしれません。
キャッシュレス社会のデメリット
①ハッキングなどによる不正

これは多くの人が思うことだと思います。
デジタル社会に向かうにつれ、ハッキングによる被害は増加しています。

事実、僕も抵抗は多少あります。
セキュリティのレベルは以前よりも格段に上昇したとはいえ、不正行為による被害はなくなってはいません。
②環境の整備

電子決済サービスを利用する以上、電子決済がおこなえる環境を整えることが必須になります。
完全なるキャッシュレス社会を目指すのであれば、個人経営のお店も導入を進めなくてはなりません。
電子決済に対応する機器を用意しないといけないので、もちろんコストもかかります。
ただこれを国主導でやれば解決する気もしますけど。笑
なぜ中国で爆発的に普及したのか?

日本では現金派の人が圧倒的に多く、電子決済サービスは存在はするものの、利用している人は少数です。
そういう理由もあり、お店側もメリットを受けづらいため、日本では電子決済は主流な決済手段とはなっていません。
ではなぜ中国ではここまで普及したのでしょうか?
それには二つほど要因があるとされています。
①偽札の横行

中国では偽札が非常に横行しており、社会問題となっていました。
その際に注目されたのが「アリペイ」でした。
電子決済のため、現金で支払うよりも安全性が高いとされたからです。
②圧倒的なユーザー数
これは中国という国自体の強みでもあるのですが、アリババは圧倒的なユーザーを抱えていました。
そのおかげもあって、アリペイは電子決済サービスとして圧倒的地位を確立したのです。
このような背景もあり、中国ではアリペイを利用した電子決済が爆発的に普及したのです。
その点、日本は偽札はほとんど存在せず、日銀券(現金)の信用が高いのでなかなか普及しません。
他にもATMなどの既存の金融サービスが、電子決済の普及を妨げているのだと思います。
キャッシュレスの進む未来

中国のアリペイを見ればわかる通り、これからキャッシュレス社会の流れはさらに加速すると思います。
スウェーデンなんかは2016年から現金を作るのをやめて、本当にキャッシュレス社会に向かっています。
キャッシュレス社会が進むことにより、人々はさらに簡単に支払いをすることが可能になり、キャッシュの流動性も改善され、経済はさらに発展していくのではないでしょうか?
電子決済サービスの応用として、顔認証を使用した決済サービスも可能になると思います。
自分の顔のデータを事前にアカウントに登録しておけば、どこへ行っても何も持たなくても買い物ができるということです!
素晴らしくないですか?笑
顔のデータは個人情報なので、実用には様々な障壁があると思います。
ですが僕は近い将来、このようなキャッシュレス社会は実現すると思ってます。
そんな未来に慣れるために、僕は勝手に現金をあまり使わないような生活を送ろうと思います。笑
現金がないと不便なことは割とありますけどね!笑
ではまた!