日本再興戦略を読んでみての感想

こんにちは!タリン(@rintalog)です!

昨日落合陽一さんの最新著書

「日本再興戦略」

を読んだので、大まかな感想を忘れないうちに書いていきたいと思います。笑

 

結論から言うと、

知識量が圧倒的に違う。

そして、知識や思考に深さを感じる。

 

もうまじすごい。ガチめに。

 

なんか、ここまでは考えるけど、それのさらに先のことまで考えているというか。

めちゃくちゃ差を感じましたね。

自分はまだまだだなぁと。

 

これをしっかりまとめるとめちゃくちゃ量が多くなるので、ざっくり自分の考える要点をまとめていきますね。

 

ワークアズライフ

最近は「ワークライフバランス」って言葉がメディアなんかでもよく言われるようになりましたよね。

ワークライフバランスとはワークとライフの完全に分けた考え方です。

労働している時間と、帰宅し自由に過ごしている時間。

これのバランスをしっかりしましょう的なのが、ワークライフバランスです。

 

ですがこれからは、「ワークアズライフ」となっていくと落合さんは述べています。

ワークとライフが一体化していく、境界線がなくなっていく。

それが「ワークアズライフ」です。

 

わかりやすい例でいうとYouTuberですね。

自分らが楽しいと思える動画を撮影する。

それを編集しYouTubeにアップすることで広告収入を得る。

 

これって、自分らはライフの一部を動画にしているだけでもあるが、収入を得ているためワークでもある。

ということですよね。

 

 

今までは時間で管理するのが主流でした。

朝9時に出社し、夜18時まで仕事をし、数時間残業。

最近は政府が残業させないようにする方向に進んでいますが、本質はそこじゃないのです。

自分の使える時間が増えたところで、結局ストレスはかかっているのです。

 

時間で管理するタイムマネジメントではなく、ストレスをいかにかけないか、減らしていけるかというストレスマネジメントが今後重要になっていきます。

 

 

少子高齢化問題への対策

日本で大きな問題になっている

少子高齢化問題

これはもう今更何をしようがぶっちゃけもう手遅れだと思います。

少子高齢化を防ぐことはできないのです。

確実に人口は減少します。

 

ではそこからどうするかが大事ですよね。

高齢化で、人口減ってネガティブなイメージが大きいですが、それは考え方次第でチャンスにもなるのです。

 

落合さんは3つのメリットがあると述べています。

自由化、省人化に対する打ちこわし運動が起きない

AIやロボットの発達が目覚ましいため、今後人の仕事はかなり置き換えられていくと考えられます。

これが人口が増加している場合だったら、職を失う人が続出しますよね。

それで暴動なんかに発展、みたいなことも考えられます。

ですが、人口が減少している日本は職を失う人が溢れかえるということには、なりにくいと考えられます。

 

輸出戦略

輸出戦略としては日本は世界一の高齢者大国になるの確定なので、高齢者を対象にしたロボット技術なんかの実験がたくさんできます。

今後ほかの国が高齢化でロボット化が必要になったときに、豊富なデータや技術を輸出してビジネスにすることができるでしょう。

なので今のうちにたくさん実験をし、データを蓄積させることが、今後日本がトップになるためにも重要になります。

 

教育投資

これから子供は今まで以上に貴重で価値のあるものになっていきます。

なので一人当たりの教育コストを上げることができ、素晴らしい人材を輩出できると考えられています。

今は子供の教育の格差などが社会問題になっていますが、そういうのも減ると考えます。

 

 

士農工商

江戸時代の身分体系に士農工商ってありましたよね。

士は政策決定者、官僚

農は百姓

工は専門家

商はビジネスパーソン

 

今の日本は「商」がとりわけ人気の職業になっています。

銀行なんかは毎年人気ですよね。

それは日本人が超拝金主義というのもあります。

今はすごく人気でこぞってみんな行きたがる「商」ですが、なぜ江戸時代では一番下のランクだったのでしょうか。

それは本質的には新しい価値を生み出していないからなのです。

 

どういうことかというと、

「農」は百の仕事をする百姓がメインです。

この人たちは農業をやっていたりもしますが、木工をしたり、文章を書いたりといろんなことができる人たちなのです。

「工」は専門家です。

つまり職人です。

 

 

ここで大事なのは「農」と「工」はモノを生産している人たちです。

新しい価値を生み出しているのです。

ですが、「商」はお金などを受け流したり、両替しているだけなので、モノ、つまり新しい価値を生み出してはいないのです。

 

なのでランクが一番下だったのですね。

問題なのはこの「商」が一番AIやロボットに置き換わりやすいということです。

 

なので、これからは100個の仕事ができる「農」

なにかの専門家である「工」

が今の人が目指す現代の働き方であると落合さんは述べています。

 

 

まとめ

少しまとめた程度で長い文章が。笑

これはあくまで本当に一部なので、実際はもっと細かくたくさんのことが書いてあります。

わからない単語があったりするのですが、注釈が非常にたくさんあるので読めます。笑

内容は非常に深くかつ幅広い範囲を書いてあります。

 

これが1500円程度で買えるのに驚きです。

 

ちょっと飲み会や外食するくらいなら、一回我慢するだけで買えます。

 

 

日本が生んだ現代の魔法使い。

落合陽一さん。

これからのご活躍、応援しています!

 

ではまた!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大学生・ブロガー 月間PVはまだまだ低い当ブログ【Rintalog】を運営。 大学入学当初は何をしてよいかわからず、とりあえず本を読んだりしていました。 その後、人と話すときにインプットした内容がうまく話せず、インプットだけではダメだと痛感したので、アウトプットの手段として当ブログを2017年11月末に開設。 2020年4月からWeb系エンジニアとして働きます!